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New Sensation価格: 1,260円 レビュー評価:3.5 レビュー数:11 水樹奈々さんの歌や声は大好きだし、本人自体大好き・・なんですけど、どうもビブラートが気になっちゃって・・・
上手いと思うし、歌唱力や体力も凄いと思うのだけど、ビブラートがとにかく凄いです。
聴いてて気になります。
でも聴けないって程ではないし、ポップで元気になれる歌だと思うので買って損はないのではないかと・・ |
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第七女子会彷徨 1 (リュウコミックス)価格: 590円 レビュー評価:4.5 レビュー数:7 石黒正数が帯の推薦文を書き、石黒ファンに本商品をオススメするレビューもあったこと、さらに表紙も好みだったことから、かなり期待してこのマンガを買いました。
ただ数ぺージ読んで、その期待が落胆に変わりました。ざっくり言って石黒さんの帯は、尾田さんがフェアリーテイルの推薦文を書いたようなものです。
人物の表情所作の描写は、未完成な石黒正数です。それ町の特に歩鳥の細かな表情が好きだった僕は、このマンガの登場人物を好きになれませんでした(最初の方はDMCや画太郎も少し混じってます)。どことなく漂う劣化それ町臭がくさくてくさくて、まともに読んでいられません。半分過ぎ |
第七官界彷徨 (河出文庫)価格: 651円 レビュー評価:5.0 レビュー数:2 1931年に発表されていたというから多喜二「蟹工船」や横光「機械」とほぼ同じころ。1969年に見出され、現在再び評価が上がっている尾崎翠さんは、長らく「忘れられた作家」だったらしい。しかし本当に「忘れられた作家」は「忘れられた」ことさえ忘れられてしまうのですから、力があることは確実です。
一読後、即座にその力の存在には気付くのですが、どこがすごいのか判明としない奇妙な魅力のある小説です。主人公の少女は人間の「第七官」に響く詩を書きたいと上京して兄たちと同居するのですが、まず「第七官」なるものが分かっていないという奇妙さ。一応、「無意識」や「忘我の境地」や「我をも忘れ |
尾崎翠 (ちくま日本文学 4)価格: 924円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 文章が素直でぐいぐいひきこまれます。
とびぬけてエキセントリックでも個性的でもないのに、一度読み始めたら先が気になって途中でやめることができません。
まるでひとりひとりに話しかけているかのような語り口や、ものを見る目の鋭く、それでいて優しい、文章の背後にはっきりと見える透明な意識がとんでもなく魅力的です。
これだけの作品を書く人が、晩年は不幸だっというのが本当に切ないし、どんなにか辛かっただろうともう間に合わない今でも残念でなりません。
似たような感性で、同じような文章を書いたとしても、決して置き換えの |