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秘密の花園 (りぼんマスコットコミックス)価格: 410円 レビュー評価:3.0 レビュー数:3 作者の漫画はGALS!から入ったので、こんなに画風を変えられるものなのかと本当に驚きました。しかしここまでやりきる漫画家なんだと納得もいきました。とにかく世界観の構築が半端じゃないです。こういうの描くぞ!と定めたら全くブレない安定感が、ここまで完璧に世界を創るのでしょう。単行本のトークでも、女同士の設定には賛否両論だったとありましたが、本当に描きたいメッセージのために、ごく自然に柔軟に同性カップルも描けるのはこの作者の大きな長所だと思います。話が駈け足だったので、もっとキャラの過去や内面も読みたかったですね。しかし同性同士とはいえ、りぼん漫画で連載半ばであそこまでいくとはびっくり(笑) |
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秘密の花園 (講談社英語文庫)価格: 788円 レビュー評価:5.0 レビュー数:4 「花園」を舞台にして展開される本書には、当然多くの自然が登場しますが、その描写がとても美しく(訳がうまいからなのかもしれませんが、原文を読んでいないのでわかりかねます)、読んでいると植物の成長や、そこにいる動物たち、また、彩りまで想像できるようでとても華やかな気持ちでいることが出来ました。
他の児童文学では見ることのあまりない性格の主人公が、自分で悩みながらどんどん成長してゆく様は、とても感動します。子どもが読めば、メリーやコリンと自分の姿を重ね合わせつつも、楽しく読むことができるのだと思います。
本書で語られる「花園」はメリーやコリン、果てには |